その①「わかりにくい」
いざ助成金を利用しようと思って厚生労働省のホームページから調べようとしても助成金の名前がずらーっと並んでいるだけで、どれが自社で利用できるものなのかさっぱりわかりません。
行政機関の担当者に連絡をしても、こちらが欲しい情報を丁寧に教えてくれることはなく、結局は自分で
調べることになり「ふりだしに戻る」。
いよいよ専門家である社会保険労務士のホームページにアクセスしても、こちらもただ助成金の名前がずらーっと並んでいるだけ。下手なところだと、厚生労働省のホームページのURLが張ってあるだけ…もうギブアップ。
その②「面倒くさそう」
助成金の申請だけをとっても、必要な書類や資料が十種類以上、しかも専門用語ばかりでちんぷんかんぷん…ここであきらめてしまう事業主さんも大変多くいらっしゃいます。
さらに事前に整備しておかなければいけない法定帳簿や就業規則まで考えると、行政機関の窓口まで平日の決まった時間(大抵受付は9時から17時)に直接足を運ばなくてはいけない手間を考えると、とても業務の片手間では太刀打ちできない内容。泣く泣くギブアップ。
その③「もらえなそう」
その①、その②のハードルを乗り越えて、どうにか申請にこぎつけても、提出した書類に不備や不足があれば、また何度も行政機関とのやり取りに手間取ることに。
もちろん事前準備に問題があれば、最悪、費やした時間と労力が水の泡となることも…。
せっせと申請の準備をしている間に、申請可能な期間が過ぎてしまうなんて悲劇も…。