・助成金と総称されるものの多くが、国(厚生労働省)が事業主のみなさんから集めた「雇用保険料」を財源として支給されています。
もちろん雇用保険料は、労働者が失業したときに支給される、いわゆる「失業手当」にも使用されますが、年間で約2 ,000億円~3,000億円は厚生労働省が取り決めた助成金の財源となっているのです。
つまり、元々は事業主のみなさんのお金。
助成金をもらうことについて、何の遠慮もいらないどころか、むしろ積極的に活用しなければもったいない!
・一方で、契約社員を正社員に登用したり、障害者や60歳以上の方を採用するなど、申請さえすれば受給できる状況なのに、事業主が制度を知らないばかりに「受給漏れ」となっているケースも非常に多くあります。
助成金を利用したことのある会社は何度も助成金を受給しているのに、制度を知らない会社は一度も受給できない「助成金格差」がある現状です。
助成金の趣旨と制度を良く理解して、従業員のモチベーションをアップする社内の仕組みを作って会社に貢献してもらいながら、そのための費用をしっかりと取り戻す。それが助成金との